最近はGNIを見ることが多いという話

昔はGDPだけを見るというのを学校でずっと教えられてきたけど、最近は違うらしい。

これが原因かは素人にはわかりませんが、国際収支の推移を見てみると貿易・サービス収支が2011年頃を境にほぼ常にマイナスに転落していますね。これは単純に輸出より輸入の方が多いことを意味してると思うが・・・原発停止による化石燃料輸入増加、製造業の工場海外移転が原因でしょうかね。
それと比べて、第一次所得収支、つまり投資等に対する収益は増加し続けていて、20~30年前と比較すると明らかに構造が変わってきている。帝国書院の参考ページにもあるが、国内総生産(GDP)だけを見ていては正確な状態を把握できないということなんでしょうね。個人的には成熟前に使っていた指標がいよいよ合わなくなってきたという感想を抱いた。

ちなみに2025年は中国などからの工場移転で一部は国内回帰したという情報もちらほら見えるので、貿易・サービス収支もいくらか改善しそうな気がしますね。どう影響するか、また情報が出たら見てみたいところ。。

財務省 国際収支の推移

国際収支の推移 : 財務省
国際収支の推移

詳しくは上記を見た方がよいが、関連項目だけを簡単なグラフにした見た結果。

参考 帝国書院

https://www.teikokushoin.co.jp/faq/detail/981/

最近の統計で「GNP」ではなく「GDP」や「GNI」が用いられているのはなぜですか。

 一国の経済活動の規模を示す指標としては、長年「国民総生産(GNP)」が用いられてきました。特に高度経済成長期においては、日本のGNPの世界での位置づけが大きなニュースになるなど、高度経済成長のシンボルともいえる存在でした。

 しかしグローバル化が進むなか、日本人や日本企業が海外に進出し、外国人や外国企業が日本で経済活動を行うようになったため、ある「国民」の生産活動を基準としたGNPでは、一国の経済活動を正確にはとらえにくくなってきました。そのため2001年以降、内閣府の主要統計の一つである国民経済計算においても、日本の「国内」での生産活動を基準とした「国内総生産(GDP)」が用いられるようになっています。

 また一方で、「国民総所得(GNI)」も新たに統計として用いられるようになっています。これは1993年に国連が「国民経済の体系(93SNA)」を定め、GNPからGNIへと統計の基準を変更したことによります。GNPとGNIは経済活動を生産面、所得面からとらえたもので、数値は原則一致します。この変更は、「どれだけ生産したか」という観点よりも、「どれだけ所得を得たか」という観点のほうが個人の経済的な豊かさをとらえやすい、とされたことが一因です。GNIは世界銀行など国際機関の統計で多く用いられています。なお、GDPとGNIの差となる「海外からの純所得」のほとんどは、国際収支の「第一次所得収支」(従来の「所得収支」)に該当します。

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